糖質制限食と、運動について(1/2) | OKWave
糖質制限食をしながらの有酸素運動は危険な行為です。
有酸素運動では、遅筋が血液中の脂肪を燃やしますが、ボディコンバットのような激しい動作をともなうダンスでは、パワーが必要なために燃焼速度の速い糖質を燃やします。
このため、低血糖症状がおこります。
低血糖症状の典型例は、顔面蒼白、めまい、脱力、手足がひょろひょろするなどです。
私は糖尿病だったことがあるので、低血糖に何度かなったことがありますが、頭痛の経験はありませんが、低血糖のときに何かを食べると、ものすごい勢いで普段の2倍くらい食べます。
> このような状態になってしまうのは、運動不足のせいなのか、糖質制限をしているせいなのか、悩んでいます。
糖質制限食のせいです。
> 今のような食事を続けたまま、このようなレッスンに出るのは危ないのでしょうか?
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人体でもっとも大切な臓器は脳です。
脳は1時間に6グラムの割合で糖質を消費します。1日では144g消費します。
低血糖でレッスンに出るのは危ないことですし、
糖質制限食を長期に続けること自体が危険なことです。
脳のエネルギーはブトウ糖です。
私たちが食事をすると血糖値が上がり、血糖値が上がると脳がそれを検知して満腹信号を出し食事をストップさせます。
その後、血糖値が下がると、脳は摂食中枢が空腹信号を出して、次の食事を食べさせます。
脳はこのようにして自分の栄養を確保しています。これが普通の食欲です。
ところが、糖質制限食では血糖値が上がらないので満腹信号が出ません。
血糖値が下がらないので、空腹信号が出せません。
このため、糖質制限食では空腹感が喪失します。
本人は食欲を克服したつもりで自信が湧きますが、空腹感がはたらかなくなっているのです。
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身体の中ではつぎのようなことが起こります。
心臓、肺、筋肉などは脂肪を燃やすことできるので、体脂肪がどんどん減ります。
ただし、脳の血管関門は細くて、蛋白質や脂肪がとおれません。
脳の血管はブトウ糖だけが通過できるので、脳のエネルギーはブトウ糖だけです。
糖質制限食で、脳のブトウ糖が途絶えると致命的ですから、身体は筋肉を分解してブドウ糖を作り脳に供給します。身体が筋肉からブトウ糖を合成することを糖新生といいます。
絶食、または、糖質制限食では、1日あたり、筋肉が50~75gずつ崩壊していきます。
このような栄養状態は身体にとっては飢餓ですから、まもなく過食が起こります。
投稿日時 - 2011-11-05 11:33:29
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